当院は研修機関として医学生の実習にできる限り協力しています。
実習に来てくれることで、院長を含めてクリニック全体の医学的知識や技術のアップデートができます。また、医学生時代に経験した内容はその後の医者人生に大きく影響を与え、早い段階で医者という職業について体験してもらうことがモチベーション維持や将来責任ある医者となることに役立ちます。
いつもご協力いただき、非常にありがたく思います。
今後も日本の将来の医療を支える人材を育成することの手助けをしていると考えて、広い心で受け入れていただけると嬉しいです。
診療を医学生に見学されることに抵抗がある方がいらっしゃるかもしれません。
どうしても気がすすまない方は受付でおっしゃっていただければその診療の間は医学生が見学をしないように配慮いたします。
実施歴
2020年2月 慶應大学医学部4年生 1名
2020年8月 帝京大学医学部5年生 8名
湘南鎌倉総合病院の総合診療科の先生の連携施設として時々当院を手伝ってくれることがあります。
初期研修を終了し、すでに医師としては自立している先生方ですが、診療後に院長の松村と一緒に振り返り(診療内容を一緒に確認)を行い、一緒に方針決定を行っております。主に訪問診療を行いますが、外来の手伝いをしてくれることもあります。後進の医師育成のためと院長自身の継続的な生涯学習の為、家庭医療を勉強されに来る先生に広く門戸を開いております。
ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、クリニック全体の診療の質を上げ、常に最新の情報にアップデートしていくためにもご理解とご協力をお願いいたします。
2018年10月1日~2019年3月31日まで湘南鎌倉総合病院総合診療科より熊谷知博(くまがえともひろと読みます、くまがいではありません)先生が診療を手伝ってくれていました。病棟ではスタッフとして働かれている先生でしたが、病棟から退院した患者自宅でどのように診療を受けているかの勉強をしてくれました。
引き続き当院の土曜日午後の外来を不定期で担当してくれています。
2020年4月〜2020年6月まで湘南鎌倉総合病院総合診療科より和田啓太郎先生が同様に3ヶ月間研修にきてくれました。朝から夜遅くまで診察終了後もその日に対応した患者さんの病気などについて一緒に勉強をしてくれました。幅広い分野について興味を持ってしっかりと自分で調べて質問されるなど勤勉な先生でした。
2020年7月に湘南鎌倉総合病院救急科より山田拓也先生が慢性疾患を中心に外来・在宅診療の勉強にきてくれました。救急外来では指導的立場の先生ですが、勉強熱心で通常半年くらいはかかる内容のレクチャーを1ヶ月で終了されました。鎌倉市の地域医療の発展に興味をもたれていて、今後も連携していただけそうです。
当院では初期研修医・後期研修医の先生の研修希望があれば大歓迎です。
研修医の先生でなくても研修希望の先生がいれば対応させていただきます。
当院の見学を希望される方は求人情報の見学ご希望の方へをご参照ください。
- 初期研修医の先生は基本的な診察やその他補完的な役割(採血や問診、エコー検査などの診察の基本手技)や地域医療についての研修が可能です。
- 具体的に学びたい内容が定まっていてお知らせいただければ講義スライドなどできる限り準備させていただきます。
- ご希望の場合は所属病院の責任者の先生と相談をしていただき、具体的な日時などについてご相談ください。
- 厚生労働省による臨床研修指導医講習会受講済です。
- 後期研修医の先生の場合、当院では施設基準としてプライマリケア学会のver.2の総合診療研修1の要件を満たす施設になります。日本専門医機構の特任指導医研修も受講済みです。
- 当院にて研修をご希望の後期研修医の先生がおりましたら、プログラムディレクターよりご連絡いただけますと対応させていただきます。
- 家庭医療総論から慢性疾患の外来のマネージメント、在宅医療の対応やマネージメントなどの総合診療に関する研修とそのほか財務諸表の見方など総合診療研修1以外の内容についても可能な範囲で対応いたします。
- 研修についてのご依頼があれば日程調整を行います。
- 2020年8月現在、湘南鎌倉総合病院の連携施設として登録しています。
いずれの場合もお気軽にお問い合わせください。
家庭医療専門医・指導医 まつむらファミリークリニック院長 松村 伸
当院で研修された先生
湘南鎌倉総合病院 総合診療科 熊谷 知博先生 2018.10〜2019.3
湘南鎌倉総合病院 総合診療科 名嘉 祐貴先生
湘南鎌倉総合病院 総合診療科 和田 啓太郎先生 2020.4〜2020.6
湘南鎌倉総合病院 救急科 山田 拓也先生 2020.7
コロナウイルス流行による電話診療などの特例に対する当院の対応について
厚労省通達(R2/2/28が4/10に変更になっています)で電話や通信機器等を用いた診療が特例として実施することが可能となっていることに対して当院は以下の通り対応いたします。いわゆる『オンライン診療』ではありません。
今後厚労省の通達を確認して、必要に応じて適宜内容を変更する場合がございますが、その都度こちらでお知らせいたします。
初回更新2020.5.18
当院に定期的に通院されている方
・診察については電話、Skype、Zoomのいずれかで対応可能です。
・診察希望の日時、時間の候補をいくつか決めていただき、問い合わせよりメールもしくは電話にてご連絡ください。当院が対応可能な時間について折り返しご連絡いたします(30分程度幅をもたせてご案内させていただきますが、ご了承ください)。
・保険証内容に変更がある場合は予約時にお知らせください。
・電話などで診察を行い、状況を確認いたします。
・定期的な処方については30日分までの処方、定期的ではない処方については診察時に相談して必要な範囲で処方可能です。花粉症など普段使用していない薬についても医師が必要と判断すれば処方可能です。
・処方箋については
①当院へ受け取りに来る(家族でも本人でも受け取り可能です)
②薬局を指定してFAX送信を希望する(この場合は原本を薬局へ郵送しますので、郵送料100円実費がかかりますことをご了承ください)のどちらかの対応が可能です。
・支払いについては毎月受診されていた方は次回受診時で構いません
・それ以外の方は銀行振込、クレジット決済、処方箋について①を選択して受け取り時に支払いのいずれかの方法でも構いません。
当院受診歴がない方もしくは過去に受診したことがあるが定期的に通院されていない方
・診察については電話、Skype、Zoomのいずれかで対応可能です。
・診察や採血などの検査を行わなければ対応が困難な場合はお断りしたり、来院を促す場合もございます。
・診察希望の日時、時間の候補をいくつか決めていただき、問い合わせよりメールもしくは電話にてご連絡ください。当院が対応可能な時間について折り返しご連絡いたします(30分程度幅をもたせてご案内させていただきますが、ご了承ください)。
・予約時にFAXないしPDFファイル化した保険証のデータを当院までお送りください。電話での診察を希望される場合は事前に顔写真付き身分証明書も同様にお送りください。
・診察時に顔写真付き身分証明書を画面上でご提示ください。当院医師も医師である旨の身分証明書を提示してから診察になります。
・厚労省の指導により、処方日数の上限は7日間で睡眠薬などを含めた向精神薬の処方はできません。厚労省通達の変更があればその都度対応しますが、現時点(2020/5/18)では上限が決まっています。
・再診時も当院来院歴がなければ処方継続時も7日間が処方日数の上限となります。
・処方箋については薬局を指定して頂き、FAX送信対応いたします
・お薬については指定した薬局と直接受け取りに行くか郵送が可能かをご自分で相談してください。
・支払いについてはクレジット決済にて支払いを確認後に処方箋のFAX対応を行います。
・システム利用代(通話代・原本および領収書の郵送代等)として別途1,000円(税込)かかりますのでご了承ください。
ご参考までに
『いわゆるオンライン診療』と今まで呼ばれていた診療は厳格な要件の元で許されていた診療のため、コロナ特例終了後に対応できる予定はありません。
具体的には法律上、医師法第20条無診療治療等の禁止、医療法第1条の2、個人情報の保護に関する法律第20条の制限があるため、
・初診は原則対面、急病急変患者も原則対面。自費診療の場合でも原則対面が必要です。
・慢性疾患に限定される。
・計画書をあらかじめ作成することが必要、2年間保存義務あり
・服薬指導は院外処方の場合は薬局で対面で行わなければいけない。※薬局には必ず直接行かないとダメ
・チャット、画像、録音だけによる診療は不可でアクセスログの保全措置、通信の暗号化等が必要
・対象疾患:高血圧、慢性心不全、慢性胃炎、潰瘍性大腸炎、COPD、喘息、睡眠時無呼吸症候群、ニコチン依存症、てんかん、認知症、糖尿病、脂質異常症、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症のみ
・高血圧でかかりつけでも花粉症の薬など計画書にない処方は原則できない
・個人情報に関しては厚生労働省のガイドラインにしたがって行う必要があります。専用のアプリなどを活用した診療以外は認められていないため、当面当院では対応が困難だと判断しています。
2020年1月より、日本語以外での診察を希望される患者様の受け入れを開始しました。
主に英語ですが、英語以外の言語が必要になる場合、「POKETALK」ポケトークという翻訳機を使用して対応いたします。
あけましておめでとうございます。
前院長より引き継ぎをして4年目となり、『まつむらファミリークリニック』と名称が変更してから2年が経過しました。かかりつけ医の専門として幅広く診療が行えるように家庭医と名乗り、診療を行なって参りました。日々の診療が忙しいですが、興味のあった医学という分野の勉強をして実際に外来でそのお話をすることができる医者という職業になることができてとてもありがたいです。
早稲田大学時代および卒業してしばらく法律や経済、数学の勉強をしておりましたが、最近その当時の知識を生かして医療分野以外にもできることが増えてきました。梨農家の家に生まれ、農村で育ち、2回大学を卒業し、大学生時代もほぼ毎日バイトと面白そうなことになるべくチャレンジをして遠回りをして医者になりましたが、今はそのいろんな経験を生かして日々の診療にあたっております。
以前行なっていた趣味のスノーボードも再開し、あらたに2級船舶の免許をとり、医学だけに偏った人生にならないように適度な休息もとれるようになりました。今年は予定があえば鎌倉検定の2級にチャレンジしたいと考えています。
実習・研修の受け入れについて
実習や研修を広く受け入れておりますが、医学生や若手の医師は大きい病院や沢山医師がいるクリニックで実習や研修をすることが多く、当院のような一人で行なっている小さなクリニックに研修に来てくれることは珍しく、私自身貴重な経験をさせてもらっています。今年も患者さんの診療見学や介助をしてもらうこともありますが、後進の先生方の勉強のためにも今後ともご協力ください。
ヤブ医者と呼ばれないために・・・
家庭医として幅広い分野の最新の情報を網羅して診療に活かすために専門医研修時代の同期の先生と毎月インターネットを使った勉強会も継続し、ヤブ医者と言われないように日々努力しております。
また、学会などで他の医師を対象とした講義を行ったり、学会で発表を行ったり、後輩の先生の学会発表を手伝うことで最新の医学情報を適宜調べて知識のアップデートを行い、古い知識にならないように頑張っています。
さらに、産婦人科として働いていたクリニックで行なっていた美容についての診療も開始し、自分の目の下のクマがひどいのでIPLという機械を導入して、毎月自分の治療も行なっています。
なるべく多くの患者さんの健康に関する問題に対応できるように努めて参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
2019年の活動内容
具体的に当院の昨年度の院外活動および今年度の予定についてお知らせします。
学会発表
・当院で半年間研修してくれた湘南鎌倉総合病院の熊谷先生と私がそれぞれ京都の国際学会で家族関係図や家庭医の役割について英語による口頭発表
・週1日研修に来てくれた湘南鎌倉総合病院の名嘉先生は筑波の地方会で神経性やせ症についてポスター発表
院外の講師
・しばらくの間、夏に熊本大学医学部の医学生向けの外部講師として講義を行なっていたが、昨年から終了
・プライマリケア学会の秋期セミナーで労働法と財務諸表の見方について中堅〜ベテランの先生向けの講義
・湘南鎌倉総合病院の総合診療科の先生向けにメンタルヘルスケアに関する講義
2020年の活動予定
・1月に慶應大学医学部の医学生5年生の院外実習受け入れ
・3月に慶應大学医学部の医学生3年生の院外実習受け入れ
・8月に帝京大学医学部の医学生の院外実習受け入れ
・詳細はまだ決まっておりませんが、湘南鎌倉総合病院の総合診療科の先生の後期研修(専門医をとるための研修でいわゆるテレビで言われている『研修医』ではなく、ある程度一人前の先生です)を半年間受け入れ
学会活動
・2月8日に学会の冬期セミナーで湘南鎌倉総合病院熊谷先生と一緒に初期研修医(いわゆるテレビで言う『研修医』です)と後期研修医を対象としたCOPCという地域医療に関する講義
・早稲田時代の友人の弁護士と一緒にベテランの先生対象とした医療に関する法律の講義
当院で一緒に働ける方を募集しております(詳細はこちらご参照ください)。
※お電話をいただき、履歴書(職務経歴書があれば一緒に)をご郵送いただけますと面接などの日程調整を行います。学生の方や未経験の方でもかまいません。
見学も随時受け付けております(詳細はこちらをご参照ください)。
学生の方や未経験の方でもお気軽にお問い合わせください。
医師の方で家庭医専門医や家庭医に興味がある先生で研修や非常勤勤務を希望される方は別途お問い合わせください。